子ども達にとってのあそびは、生活と学びそのもの。
保育園には自由遊びの時間がありますが、
これは子どもに自由に遊ばせるということではありません。
子ども達が、「好きな遊び」を「選んで」「遊べる」ということなんです。

でも、生まれて数年の子ども達ですから、知らないことばかり。遊び方もわかりません。
だから、子ども達に色々な経験をさせることが大切だと私達は考えます。

シャボン玉だって、ストローやリングだけでなく、ペットボトルや手で作ったり、骨のうちわを振って作ったり、シャボン玉で絵を描いたり・・・遊び方はたくさんあります。
どれだけの遊び方を子ども達に提案し、経験させてあげられるか。
それによって、子ども達の「好き」の選択肢が増えることになります。

あそびから得られるものはたくさんあります。
お友達と一緒に遊ぶ楽しさ。
物や人、生きものに自分から働きかける主体性。
試したり、工夫したりする創造力。
こうしたい、ああしたいという意欲と考える力。
最後までやった!できた!と達成感と満足感。
友達の気持ちを感じて、自分の気持ちを調整する力。
人と関わることで育つ語彙力。そして体力。

どれもが子ども達にとって大切なこと。だからこそ『あそび』は『学び』なのです。