外部へ向かって美しい弧を描く「ボウ ウィンドウ」。
室内に光や景色を効果的に取り入れて、実際の広さ以上の開放感をもたらすとともに、外観のアクセントとして印象的な表情を作ります。
お客様の中には、このボウ ウィンドウを実現したくてセキスイハイムの木造住宅を選んだという方もいらっしゃいます。今回はこのボウ ウィンドウの魅力や使い方をご紹介します。
ボウ ウィンドウとは
ボウ ウィンドウとは、ボウ(Bow=弓)とウィンドウ(Window=窓)でできた言葉で、弓のように丸型に膨らんだ出窓のことを指します。
出窓とは、外壁のラインより外側に張り出した窓のことで、英語ではベイウィンドウといったりします。サンフランシスコ湾(湾=bay)を眺めるための窓が語源のようです。
セキスイハイムのボウ ウィンドウ
セキスイハイムのボウ ウィンドウは木質系商品「グランツーユーV」のメニューの1つです。
鉄骨系商品では選択できません。
出窓の1種ではあるものの、3.15㎡(約2畳)の空間が作れるメニューとなります。
ボウ ウィンドウのサイズは共通サイズですが、窓の種類はいくつか組み合わせが可能です。
ボウ ウィンドウの窓の種類
こちらのボウ ウィンドウは 左右が出入り窓タイプ、中央の3つが縦滑り下部FIX窓タイプの組み合わせとなります。
こちらのボウ ウィンドウは 左右が縦滑り下部FIX窓タイプ、中央の3つがFIX窓タイプの組み合わせとなります。
窓の高さが変わると雰囲気も変わりますね。
ボウ ウィンドウの魅力
印象的な外観デザイン
シンプルでモダンな外観も個人的には好きですが、おしゃれな外観を目指したい場合には、凹凸感を演出するのもおすすめです。
ボウ ウィンドウは外観のアクセントとして、印象的な表情を作り出します。
【ボウ ウィンドウあり外観例】
【ボウ ウィンドウなし外観例】
たくさん太陽を取り込め明るい空間に
太陽の位置に関係なく、たくさんの光を家の中に取り込むことができます。
優しいひだまりに包まれて植物も元気に育ちます。
丸い空間は、心理的にもリラックスできるといわれており、実際の広さ以上に落ち着き感や安心感、豊かさをもたらしてくれます。
ボウ ウィンドウを生かした間取り
1.川と桜の景色を愉しむ
桜並木を望む場所に家族みんなが一番長くいる場所を配置。
桜が室内に入り込んでくるように窓が円を描くボウ ウィンドウを設置して、どの場所からも気式を愉しめるようにしています。
2.植物が好き!緑とともに暮らす家
室内は吹抜から差し込む光で一日中明るく、南側にボウ ウインドウを設け、 室内と庭につながりをもたせ、内外一体の計画としました。
ボウ ウィンドウの実例
2世帯が優雅に住まう、モデルハウスのような美しい家
「以前主人と娘と一緒に住んでいた家の近くに、セキスイハイムの展示場があったんです。そこで見たボウ ウインドウに一目惚れして、家を建てるならグランツーユーと決めていました」とお母さま。
「ボウウインドウ・玄関・駐車場を全て南側にしたいというこだわりがあって、土地探しには半年ほど時間がかかりました。なかなか良い土地が見つからない中、営業さんがこの土地を提案して下さったんです」と当時を振り返るHさま。
南面のボウウインドウからはたっぷりの陽光が差し込み、白いフローリングと相まって部屋全体が明るく開放的な空間に。駐車場も車3台を広々と駐車できるスペースを確保することができました。
インテリアも白・グレー・黒に統一し色数を抑えたことで、シンプルでモダンな印象を与えます。
モデルハウスのように、物が少なくスッキリとした空間にしたかったと語るお二人。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
外観も楽しめ、室内も明るく広く伸びやかな空間が確保でき、室内からの景観も楽しむことができる「ボウ ウィンドウ」。
皆様の家づくりの参考になれば幸いです。