注文住宅購入までの
6つの流れと期間の目安
新たに土地から探して注文住宅を建てるまでの流れをご紹介しますが、建て替えを検討されている方も参考にも参考になります。ステップごとに【検討ポイント】も記載しましたので、ぜひ皆様の家づくりの参考にしていただければ幸いです。

STEP1.暮らし方をイメージし、予算を検討しよう<約0.5か月~1か月>
まずは理想の暮らし方のイメージを具体化する
- どんなエリアに住みたいのか?
- 建物の外観や内装のイメージは?
- 注文住宅でどんなことを実現したいのか?
「なぜそれが必要なのか」をしっかりと考えることが大切
※「ファミリー玄関」とは、お客様が使う空間(メイン玄関)と、家族が使う空間(ファミリー玄関)に仕切りがある玄関のこと
イメージを膨らませたら次は予算を把握する
- ①自己資金(頭金)で支払う金額
- ②支払う期間(35年、40年、50年)
- ③月々で支払う金額
- ④ボーナスで支払う金額
計算例!注文住宅の購入費用(土地代を含む)5,700万円の場合
- ①100万円
- ②35年(35年×12か月=420か月払い、ボーナスは年2回 35年×2回=70回)
- ③10万円 × 420
- ④20万円 × 70
①+③+④を計算します。
100万円+(10万円×420か月)+(20万円×2回×35年)=5,700万円
これでおおよその予算がつかめます。
「一戸建てっていったいどれくらいの値段がかかる?」と気になっている方は以下の記事も参考にしてください。
ここに注意!ローン金利や諸経費も考慮して、土地代と建築費用に充てられる金額を決める
5,700万円がそのまま土地の支払いと注文住宅建築費用に充てられるわけではありません。「諸経費」として引っ越し代・印紙代・各種手続きの費用・外構(エクステリア)費用などが別途必要です。おおよそですが、2~3割ほど見ておくとよいでしょう。
またローンを組むことで発生する「金利」も資金計画に大きなインパクトを与えます。
具体的には、金利が0.7%だった場合には、約650万円が金利の利息分となるので、実際に使えるお金としては5,050万円ほどとなります。もし仮に金利が1%だとすると、約900万円に支払いが増えますので、実際に使えるお金は4,800万円に減ってしまいます。
なんと金利が0.3%違うだけで250万円(クルマ1台分!)の差がでます。金利の動向は要チェックです。
ローンの計算は銀行などのウェブサイトでも計算できます。
参考サイト:静岡銀行
ファイナンシャルプランナーに、ライフプランをもとに資金計画をチェックしてもらう
STEP2.土地を探してみよう<約1か月~3か月>
土地に求める希望条件に優先順位をつけましょう!
- 学区
- 交通の便(駅から●●分以内)
- 日当たり(南接道・東接道・角地など)
- 買い物の利便性
- 地盤の強さ、災害への強さ(浸水地域などのハザードマップ情報)
- 道路幅員
- 大型分譲地
- 自然環境
- 土地そのものの広さ(60坪以上、クルマ4台置きたいなど)
- 金額の上限
<後悔しないために!>その土地で実現できる間取りプランを考えてみる
ですので、少しでもいいなと思ったらハウスメーカーや工務店に実際の間取りの作成を依頼してみましょう。間取りによってはその土地のデメリットをカバーできることもあります。
購入する土地の候補が見つかったら、法規制や建築条件を確認する
法規制は3つのキホンをおさえる
- そもそも家を建てられることのできる土地なのか?
- 建てられるとすれば、どのくらいの大きさまでの家が建てられるのか?
- 水道・下水・ガスのインフラがどのようなもので、購入費用とは別に他にお金がかかるかどうか?
建築条件付き土地とは?
土地が決まったら、買付証明書を売主に提出する
STEP3.建築会社を決定しよう<約1か月~3か月>
候補となる建築会社をリストアップする
それぞれのメリット・デメリットをおさえて、候補となる建築会社をリストアップしてみましょう。
気になる会社がたくさんある場合は、カタログ請求をして見学に行く建築会社を2~4社に絞る
見学に行く候補会社は2~4社に絞ってみることをおすすめします。
セキスイハイム東海をご検討いただいている方は、ぜひカタログ請求をご利用ください。
モデルハウスや住宅展示場を見学し、プランを作成してもらう
できれば、モデルハウスや住宅展示場だけでなく、構造現場や実際に建てた家なども見学することをお勧めします。どんな人たちがどんな環境で家づくりをしているかも重要なポイントです。
「契約をしてからではないと詳細な見積もりは出しません!」は本当!?
必要な設備やキッチンのおおよそのグレードなどもしっかり把握した上で契約をしましょう。契約後、「予算が大幅にあがってしまった!」「失敗した!」というケースの多くは、契約時の見積もりの甘さが原因です。
事前に住宅ローンの仮審査も忘れずに!
STEP4.建築会社との契約!<約1週間>
土地も決まり、住宅ローンの仮審査がOKならば、建築会社(住宅会社)との契約になります。この契約のことを「建築工事請負契約」と呼びます。通常は契約金を支払い、契約書に署名捺印をおこなうことで、契約を結びます。「契約金はどのくらい用意しないといけないの?」という質問をよくいただきますが、決まりはありません。営業担当者に相談してみましょう。また、事前に印紙代や印鑑も含めた準備物も前もって確認しておきましょう。
「契約までにどれくらいの期間がかかるのか?」という質問もよく受けます。セキスイハイム東海にお任せいただくお客様の場合ですと、検討から契約まで1か月~3か月ほどでご契約される方が多いです。
STEP5. 契約後から着工までの流れ<約2か月~3か月>
お金の支払いのタイミングなど建築会社によって違いがありますのでご注意ください。
1.土地契約終了後、測量と地盤調査の実施
2.間取りの確定
3.色決め(インテリアコーディネーターとの打ち合わせ)
4.外構打ち合わせ(エクステリアプランナーとの打ち合わせ)
5. 住宅ローンの本審査
ある程度の資金計画が見えた段階で住宅ローンの本審査をおこないます。金利の条件などを加味してローンをお願いする金融機関を確定します。
6.土地の決済(土地購入)
つなぎ融資とは、一時的にお金を借りる仕組みです。仮に、土地決済の段階で住宅ローンが実行されてしまうと、住宅が建ってない状態で、現在住んでいるアパートの家賃を払いながら、住宅ローンの支払いが始まってしまうという事態になります。この2重払いは重い負担となってしまうので、一時的に土地の支払いにかかる費用を借りて、住宅ローンの実行時に返済するという制度です。
7.配置決め(縄張り)・地鎮祭
縄張りが終わると、いよいよ基礎から着工となります。セキスイハイムは、1棟1棟の工事品質を高めるため、工場生産で家が作られます。最終的に決定した間取りの図面(生産依頼図と言います)は、このタイミングで工場へと送られて、皆さまの家を作り始めます。
STEP6.着工後からご入居開始までの流れ<約3~4か月>
1.基礎着工~据付(工事期間約1か月)
在来工法で言うと「上棟式」に相当します。据付工事の様子は動画でもご覧いただけます。
2.中間金のご入金
建築請負金額の半分をご入金いただきます。
3.中間検査
4.その他必要な手続き
また、このときまでに火災保険も加入しておきます。引っ越しの準備などもおこなっていきます。現在入居中の賃貸物件の解約連絡や電気・ガス・水道・インターネット・郵便などの手続き、住民票や転校といった役所への手続きなども忘れずにおこないましょう。
5.竣工検査
6.ローン実行
ローンの実行とともに、抵当権設定登記(銀行が土地と建物に担保権を設定)がおこなわれます。
7.お引き渡し(ご入居開始)
セキスイハイム東海が、皆さまの家づくりをサポートします
一生に一度の買い物を、失敗のない充実したものになるように、参考になっていれば幸いです。セキスイハイム東海が「この家でよかった」という満足がいつまでも続く家づくりをお手伝いします。
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