こんにちは！新しい家を建てた友人や家族に、新築祝いを贈りたいけれど、どのようなものを贈れば良いのか悩んでいませんか？
新築祝いは、新しい生活のスタートを祝う大切な贈り物です。しかし、相場やマナーを知らずに贈り物を選んでしまうと、相手に失礼になってしまうこともあります。
この記事では、新築祝いの相場やマナーについて詳しく解説します。
関係性別の適切な金額や渡すタイミング、避けるべき贈り物についても紹介しますので、新築祝いに何を贈るか悩んでいる方や、これから新築祝いを贈る予定のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください！
新築祝いとは
新築祝いとは、新しい家を建てた人や購入した人に対して、お祝いの気持ちを込めて贈り物をすることです。
新しい生活のスタートを祝うための贈り物であり、相手に喜んでもらえるような品物を選ぶことが大切です。
新築祝いは、古くからの日本の伝統であり、家族や友人、同僚などが新しい家に引っ越した際に行われることが一般的です。
新築祝いの贈り物には、相手の新しい生活をサポートするための実用的なものや、家のインテリアを彩るための装飾品などが選ばれます。また、贈り物だけでなく、現金や商品券を贈ることもあります。新築祝いを贈る際には、相手の好みやライフスタイルを考慮して、喜ばれるものを選ぶことが重要です。
【関係性別】新築祝いの相場
新築祝いにどのくらいの金額を贈るか悩みますよね。
新築祝いの相場は、贈る相手との関係性によっても異なります。以下に、関係性別の適切な金額の目安を紹介します。
| 関係性 | 金額の目安 |
|---|---|
| 親から子へ | 5-10万円 |
| 兄弟 | 1-5万円 |
| その他親族 | 1-3万円 |
| 友人 | 5千円‐1万円 |
| 会社の上司・先輩 | 3千円‐1万円※ |
| 会社の同僚・後輩 | 3千円-1万円※ |
親から子への新築祝いは、我が子の人生の大きな節目である新築と言う門出を祝い、新しい生活へのサポートも兼ねて5-10万円程度の金額を贈るのが目安となります。
また、会社の上司や同僚に新築祝いを贈る場合、個人で贈るのか、職場のメンバーで取りまとめて渡すのかによっても異なります。
職場で取りまとめて贈る場合はひとりあたりが1,000円～3,000円程度になるようチームで相談して金額を決めるようにすると良いでしょう。（※）
ちょっと待った！現金を贈る場合の注意点
新築祝いを現金で贈るかモノを贈るか迷いますよね。
現金はもらった相手が本当に欲しいモノ・必要なモノに使えるため、喜ばれますが、相手との関係性によっては注意が必要です。
現金は「これで好きなモノを買いなさい」といった上から目線のような印象を与えてしまう側面があるため、目上の人（会社の上司・先輩）に贈るのは失礼に当たります。
目上の方には現金ではなく、心遣いや敬意の念を込めて、その方の好きなモノを選んで贈るようにしましょう。
モノを贈るならコレがオススメ
新築祝いとして贈る品物には、カタログギフト、食器・台所用品、観葉植物やお花などがオススメです。
カタログギフトは相手が自分の好きなものを選べるため非常に喜ばれ、価格帯も幅広く予算に応じて選ぶことができる点がメリットです。
具体的なモノで言うと食器や台所用品も喜ばれます。
元々住んでいたお家から持ってくるものがある一方で、お家を新しくしたタイミングで食器などもオシャレに新調したいという人も多いのではないでしょうか。
デザイン性の高いものや実用的なものが人気で、おしゃれなカトラリーセットなどを選ぶと良いでしょう。
また、観葉植物やお花は新しい家に彩りを添えるための素敵な贈り物で、手入れが簡単なサボテンや多肉植物などが新築祝いに最適です。
品物を贈る場合は相手に希望を聞こう
せっかくの新築祝いでも贈り物が相手の好みではない場合や渡すモノが重複してしまうことで、喜んでもらえないことがあります。
そのため、相手に気軽に好みを聞ける間柄であれば、好きなモノや必要なモノを事前に確認することが大切です。
相手に直接聞くことで、より喜ばれる贈り物を選ぶことができます。例えば、相手が特定のブランドの食器を集めている場合、そのブランドの新しいアイテムを贈ると喜ばれるでしょう。
新築祝いはいつ渡すのがいい？
新築祝いを渡すタイミングも重要です。
早すぎても遅すぎても良くないため、適切なタイミングを見計らって贈りましょう。
早すぎても遅くてもダメ。目安は2週間～2カ月
新築祝いを渡すタイミングの目安は、新居に引っ越してから2週間～2カ月が目安となります。
早すぎると引っ越しの荷解きや手続きなどで忙しく、準備が整っていない場合があります。
一方遅すぎるとお祝いの気持ちが伝わりづらくなってしまうため、新居に引っ越してからの生活が落ち着いた頃に贈るのが理想的です。
新築お披露目会に呼ばれている場合
お祝いを贈る相手との間柄によっては、新築お披露目会に呼ばれることもあるでしょう。そのような場合は、新築お披露目の際にを持参するのが一般的です。
このタイミングで贈ることで、相手に直接お祝いの気持ちを伝えることができます。もし贈り物が大きいもので直接持参出来ない場合は、お披露目会の前に届くように手配するとよいでしょう。
新築祝いのマナー、贈ってはいけないモノを知ろう
新築祝いには、贈ってはいけないモノもあります。以下に、避けるべき贈り物を紹介します。
火を連想させるモノはNG
火を連想させるモノ（ストーブ、キャンドルなど）は、新しい家に火事を連想させるため、縁起が悪いとされており、新築祝いにはふさわしくありません。
同様に赤いモノも火を連想させるため、避けるほうがよいでしょう。
壊れる・倒れる・傾くを連想させモノも避けよう
壊れる、倒れる、傾くを連想させるモノ（ガラス製品、置物など）も、新しい家に不吉なイメージを与えるため、避けるべきです。
例えば、ガラスの花瓶や陶器の置物などは、壊れやすいため、新築祝いには適していません。
飾るものや場所を取るモノはきちんと好みを把握して
飾るもの（絵画・時計など）や場所を取るモノ（大きな家具など）を贈る場合は注意が必要です。自分が可愛い・オシャレだと思って贈ったモノでも相手の好みに合わない場合があります。
受け取った側もプレゼントされた以上、無下にはできずに何とも言えない空気が流れることになるでしょう。
これらを贈る場合は必ず相手の好みや新居のレイアウトを事前に確認してから贈るようにしましょう。
NGなモノを相手が望んだ場合どうする？
上記に挙げた一般的にNGと言われているものを相手が望んだ場合は、他の選択肢を提案するか、相手の希望に応じて贈るかを慎重に判断するようにしましょう。
例え本人が望んだ場合でも、それを知らない他の家族がよく思わないケースもあります。
贈る場合には、事前に縁起が悪いとされていることや他の家族にもそれを貰うことの了承を取ってもらった上で贈るとよいでしょう。
現金を包む際に知っておくべきポイント
新築祝いとして現金を贈る場合、相場以外にも知っておくべきポイントがあります。
順番にお伝えします。
相場内の金額でも「4」や「9」はなるべく避ける
新築祝いを現金で渡す場合は金額にも注意が必要です。
一般的に「4」や「9」といった数字は「死」や「苦」を連想させるため縁起が悪いと言われています。
そのため、お祝い事では縁起が良いとされる奇数「1」「3」「5」といった数字を使った金額を包んで渡すようにしましょう。
新札でお祝いの気持ちを示そう
「新生活が始まる門出として今まで誰も使用していない新しいお札を使ってお祝いする」
「前もって新しいお札を用意して吉報を心待ちにしていたことを表す」
などの気持ちを表すために新築祝いの現金は出来る限り新札を用意するようにしましょう。
新築祝いの熨斗（のし）の書き方にも注意しよう
熨斗（のし）の書き方にも注意が必要です。相手に気持ちがきちんと届くよう正しい書き方で準備するようにしましょう。
新築祝いは、何度繰り返しても喜ばしいものです。そのため、結婚式や快気祝いのような一度きりの「結び切り」ではなく、何度でも結び直せる「蝶結び」の熨斗を用意するのが一般的です。
表書きには送りがなは不要で、濃い墨色の筆もしくは筆ペンを使用します。「御新築祝」や「祝御新築」と書きましょう。
熨斗の下部に書く「名入れ」には、贈り主の苗字だけ、もしくはフルネームを記入します。
連名の場合、職位や年齢が上の方から順に、右から左に氏名を書きます。夫婦連名の場合は夫の氏名を右側に、妻の名前を左側に書くようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか？
新築祝いの相場やマナーについて詳しく解説しました。
新築祝いを贈る際には、相手との関係性やタイミング、贈り物の内容に注意して、喜ばれる贈り物を選びましょう。新築祝いは、新しい生活のスタートを祝う大切なイベントですので、相手に喜んでもらえるように心を込めて贈り物を選びましょう。
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