MEMBERS お客様の思いを“カタチ”にし
より充実した暮らしに貢献

間取り作成からお引き渡しまで、家づくりが円滑に進むようにすることが設計職のミッションです。図面をただ作成するだけではなく、お客様へのヒアリングや提案、現地調査や法的調査、見積もり作成、各種部材発注など業務は多岐に渡ります。
これまで約200軒の住宅を担当させていただきました。入社したばかりの頃は、お客様との打ち合わせの際に事前に準備した資料を読むことしかできませんでした。しかし徐々に、どうすればよりお客様に伝わりやすくなるのかを考えられるようになってきたと思います。たとえば、言葉ではなかなか伝わりづらい部分は図面だけではなく、写真を用意し、具体的なイメージを持っていただけるようにしています。お客様が思い描く理想の住宅に少しでも近づくように、細かいところまでヒアリングし、図面に反映していくことも大切にしていることです。

進路先を考えはじめた高校生のころ、まず最初に思い浮かんだのが、父の仕事である設計職でした。建築学を学べる大学に進学し、就職活動も建築業界に絞って行っていました。はじめは東京都内で就活をしていたのですが、生まれ育った地元で働きたいという思いが強くなってきて。幼い頃からテレビコマーシャルでよく観ており、「静岡県戸建住宅建築実績NO.1」を誇るセキスイハイム東海で働きたいと思いました。
入社してからは実家の近くの物件を担当させいただくことも多々あり、工事施工の看板を見た知り合いから「設計者のところに、名前があるよ！」と連絡が来たこともあります。生まれ育った地元の街並みに、自分の描いた図面の住宅が建つのはとても感動しますし、地元に貢献できている実感も得られています。

担当したお客様からお引き渡しの際に「伊久美さんが設計者でよかった。打ち合わせも楽しかったです」と言っていただいたことがあります。お客様の思いをカタチにでき、満足していただけたことが何よりも嬉しかったです。そのように直接お客様からの喜びの声を聞けることがこの仕事の一番のやりがいです。
ただ設計職の本当の評価が決まるのは、お客様が住宅に住み始めてからです。設計通りに住宅が出来上がったとしても、住みづらい住宅だったら意味がありません。お客様が長年住んでも「この家をセキスイハイムに任せてよかった」と思ってもらえることが重要です。そのためにも、お客様の要望を伺いながら長い目で住みやすい住宅になるよう設計しています。より知識やスキルを高め、お客様の暮らしが充実することに貢献していきたいです。